UR賃貸住宅のインターネット環境は団地又は棟毎に異なる場合もあります。
UR賃貸住宅のインターネット環境についてネットから確認する方法としては以下の2通りがあります。
1.募集空き物件の「設備」で確認する方法
UR賃貸住宅の公式サイトで物件を探して設備欄で確認することができます。
2.団地別利用可能方式一覧で確認する方法
公式のUR賃貸住宅の「賃貸住宅のインターネット対応について」のページの下部の方に団地別利用可能方式一覧にて都道府県毎に建物名がPDFでまとめて記載されています。
情報は月1で更新されます。
団地別利用可能方式一覧を見てわかるように住棟内LAN、FTTH(光配線)、VDSL、ADSL、CATVなどがUR賃貸のインターネット回線の環境になり、そして建物毎に回線事情が違ってきます。
結論から言えばFTTH(光配線)が最も速度と安定性がある傾向にあります。
団地又は建物によってはいくつかの回線の選択肢がある場合もありますので、回線の特徴などを簡単に以下で説明しましょう。
URのインターネット回線の環境
光回線(住棟内LAN・VDSL・光配線)
集合住宅での光回線の配線方式の3方式について理解すると、それぞれのメリット・デメリットが把握できます。
LAN配線方式(住棟内LAN方式)
建物の機器まで光ファイバーケーブルになり、機器から各戸まではLANケーブルになります。
通信速度(理論値) 100Mbps
注意点 混雑時には速度低下、安定性に欠ける可能性
VDSL方式
建物の機器まで光ファイバーケーブルになり、機器からは電話回線になります。
通信速度(理論値) 100Mbps
注意点 混雑時には速度低下、安定性に欠ける可能性
光配線方式(FTTH)
建物の機器まで光ファイバーケーブルになり、機器からも光ファイバーケーブルになります。
通信速度(理論値) 1Gbps
注意点 安定性が高いです
FTTHとは
Fiber To The Home(ファイバー トゥー ザ ホーム)の略になります。各戸まで光ファイバーで接続を意味します。
FTTBとは
Fiber To The Building(ファイバー トゥー ザ ビルディング)の略になります。建物までが光ファイバーで接続を意味します。
光回線の配線方式のメリットとデメリット
上記の通信速度は理論値なので実測では使用環境の影響により速度が低下します。
また同じ建物内の使用状況にもよりますが、一般的には光配線方式(FTTH)が最も速度と安定性が確保される可能性が高いでしょう。
もちろんLAN配線方式でもVDSL方式でも家庭で使用する分には充分な速度が出る可能性もあります。
UR賃貸の場合多くの方がFTTHかVDSLの選択になるかと思いますが、インターネット回線の速度は使用環境の影響もあるので運次第の所もありますので
出来るだけインターネット回線の快適な環境を確保する可能性を高めるなら光配線方式(FTTH)をおすすめします。
私個人はFTTH(光配線)の建物でインターネット回線を使用しています。速度については
昼間
夜間(ピークタイム)
ADSL
ADSLは建電話回線を利用したインターネットになります、そのため基地局からの距離の影響を受けます。
通信速度は50Mbpsになります。
またADSLはサービスを縮小しており、NTTフレッツADSLは2023年1月末に終了、ソフトバンク ヤフーADSL 2024年3月末に終了する予定です。
CATVインターネット
主に光ファイバーケーブルと同軸ケーブルを組み合わせたインターネットになります。
豊富なテレビコンテンツや地元情報を提供している特色がある場合もあります。
ただ光信号でデータのやり取りを行う光ファイバーの方が、同軸ケーブルより瞬間的に送受信できるデータの量は多いです。
UR賃貸、インターネットの申し込み
インターネット解説を申し込むタイミング
基本的にはUR賃貸住宅と賃貸契約を行い入居日が決定したら、速やかにインターネット業者に申し込む方が良いでしょう。
インターネット業者への申し込みから開通期間は、一般的に「1週間~3週間程度」になります。
但し、工事の需要状況などの影響を受けるため、あくまでも目安です。(例えば3月、4月は需要が多いなど)
光回線(住棟内LAN)の場合
先にも記述しましたが、住棟内LANについてはUR賃貸専門のインターネット回線のサービスになります。
首都圏域 BB-EAST
中部・関西・九州圏域 BB-WEST
料金は比較的に安価でインターネットをする事ができます。
光回線(VDSL・光配線/FTTH)の場合
※団地別利用可能方式一覧にて利用可能な回線を確認しましょう
スマートフォンのキャリア、キャッシュバックを考える
スマートフォンのキャリアとインターネット業者もしくは系列業者を同じにすると割引がある場合もあります。
なのでお使いのスマートフォンと割引があるかもチェックしてみましょう。
また業者によってはお得なキャッシュバックのキャンペーンをしている場合もあります。
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